スパイスいっぱいの伝統菓子を探して15

 

フラウエン(聖母)教会横の広場から

 

ドレスデンの中心を流れるエルベ川に向かう

 

小道 ミュンツガッゼ Muenzgasseにも

 

たくさんの屋台が並び、人だかりがいくつも

 

できていました。

 

長にハンディのある私には、先が見えない

 

ほど…

 

ドイツの方達 おしなべて縦にも、横?厚み?

 

もたっぷりめですからね〜

 

とはいえ、沸きあがる好奇心に後押しされて

 

 

 左右に並んだ屋台を覗きながら前進 前進…

 

 

すでに陽が傾き、振り返ると西日が眩しい

 

時刻になっておりました…

 

甘い香りに吸い寄せられて 見れば

 

チェック柄のカフェカーテンの上の看板に

 

『Trdelnik』トゥルデニークの文字が…

 

 脇の壁面には筒状のパン菓子が整然と

 

かけられています。

 

トゥルデニークはチェコの伝統的なお菓子

 

パンだそうですから、この屋台は隣国から

 

販売に来ていたのかもしれせんね。

 

 

 

店脇の木片には「Was ist das Trdenik?」「トゥルデニークってなあに?」の文字

 

お国のチェコでは中が空洞のその形状から「チムニー(煙突)ケーキ」とも呼ばれる

 

こともある人気のお菓子だそうですょ。

屋台脇では炉に炭が焼かれ、その上に渡した棒に生地が巻きつけられて、ほどよく

 

焼きあがったトゥルデニークが1本…

 

生地は小麦粉がベースのパン地で、それを芯のスティックに巻きつけ、そのロールを

 

くるくる回しながら炭火で炙って焼き上げ、砂糖とくるみのパウダーをかけるのが

 

伝統を継承したスタンダードスタイル

 

今では様々な進化形があるようですけどね…

 

一筋歩き切って、エレベ川を望む一段高い川辺から振り返ると…人 人 人

 

この中を埋もれそうになりながら進んで来たのでありました。 ふ〜ッ😊 

一方 川岸には、思い思いに時を過ごす人たちが色を添えるドレスデンの冬景色が広が

 

って…   私 ホントに ドイツに来てるワ… ! ? 

 

アコーディオンの音色が沁みました ♫  ♪