スパイスいっぱいの伝統菓子を探して4

2019年 12/27

 

Museum Pfefferkuchen-Schauwerkstatt

 

ペッファークーヘン見学工房博物館

 

こちらの訪問も楽しみにしていたんです…💗

 

ドア前に立つと、左頭上 ハートのペファー

 

ヘンを抱いたマスコット坊やが迎えてくれま

 

した。

館内は広いスペースに歴代使われてきた機械や道具が展示されて…

 

 どれも保存状態がとっても良いの!  大切に使われていたんでしょうね…

現役時代の映像資料を参考に、作業風景を想像しながら見学できます。

すでにお店を閉じられた工房から移説したオーブンは、薪を焼べて加熱していた頃の

 

もの…  

空気量を調節して燃焼温度を加減したんでしょう… 細やかな温度管理もできそうです

 

清潔で丁寧に使い込まれた様子が見て取れて、

 

そのし〜っかりした造りにも『ドイツ人気質』らしきものを感じたりして…😊

仕上げ:見た目も美味しさの重要要素ですよね。 

 

今やアイシング(砂糖ペースト)でデザインを描く仕上げ方法が主流になっており、

 

体験コーナーにも、カラフルなアイシングの絞り出し袋が並べられていました。

 

砂糖が貴重だったこともあり、昔は型を押しつけ、凹凸模様をつけて仕上げられて

 

いたそう…   

 

その押し型がこちら ↓

 

さらに古い時代は木彫りの型が使われました。 

 

細やかな彫りの風情あること! 素敵ですね〜💘

 

時代を遡ってその頃のペファークーヘン に出会ってみたいものです。

 

ただし、食感は硬くて手強そう…

『ヘンデルとグレーテル』のお菓子の家にまつわる展示も数多く見られます。