2020年 12/2
ケーニッヒ門から城壁都市に入り、直進…
ゆるい下り坂のケーニッヒ通りを進むと
聖ローレンツ教会に至ります。
天に向かう2本の尖塔は、神に近づきたい…
という気持ちを現しているそう。
教会の建設が始められたのは1270年
同じくドイツ南部の町ウルムの修道院に、
1296年 現在とほぼ同じ方法で『ペファークーヘン 』を焼いた記録が残っていま
すから、竣工当時のローレンツ教会の厨房からも甘くスパイシーな香りが漂っていた
かもしれませんね。
聖書を読めない文盲の民のためにイエスキリストの受難を描いたステンドグラス
なるほど…キリストが十字架にかけられる場面も絵を追うだけで理解できそう。
天蓋から吊るされている『受胎告知のレリーフ』
見上げる高さに吊るされているのにこの大きさ!豊かな色彩と金箔が豪華です。
「天まで届け…」の願いが込められた『聖体安置塔』
塔を囲む壁面は窓が大きくとられ、ステンドグラスを通して差し込む陽射しのプリズ
ムが美しい…✨
塔をささえる台座に人影が…!
制作に関わった職人たちが自分をモデルに残したもの…と伝わるそうですょ。
荘厳な宗教芸術に職人さんの誇りとユーモアを見られるのが素敵✨