
待降節『アドベント』は、11月末から
始まるクリスマス前の4週間…
飾り付けをし🎄プレゼントを用意して
シュトレンやスパイス風味のクッキー
を焼き、家族で分け合って少しずつ
食べながら過ごします🍪☕️☕️🍪
🎄🎁
シュトレンは1cmほどに 薄く切って食べるのが本場流
誕生の地ドレスデンで700年も前から作り継がれて大切にされてきたシュトレン
ドレスデンの人達はわが街のクリスマスマーケットを『シュトリーツェルマルクト』
と呼ぶことからも、その思い入れぶりがわかるというもの…
「シュトリーツェル」は「シュトレン」を、「マルクト」は「市場:マーケット」を
意味しますから、『シュトリーツェルマルクト』は『シュトレンマーケット』!
これはもう シュトレンがクリスマスの主役!とでもいうかのネームングですよね😊
マーケットのゲイトアーチにも 🌟Dresdner Strizelmarkt🌟 のネオンが輝いており
ましたょ🎄🕯✨。

クリスマスマーケットはアドベント期間の4週間ドイツ各地で開催されます。
ドレスデンではそのオープニングセレモニーでも『シュトレン』!
市長さんがご挨拶のあと、西暦にちなんで用意された2019mmのシュトレンに
入刀 …その後 小さくカットされて参加者たちに振る舞われます。
まだまだ続きますょ!
その1週間後には『シュトレン祭 Stollenfest』が開催されます!
このお祭りは西洋で初めての磁器『マイセン』を創り上げた事でも名を残すアウグス
ト強王の権威と威光を象徴する出来事を記念して東西ドイツ統合後に始まったそう…
その出来事とは…
1730年 アウグスト強王は24000人を招くパーティーを計画し、その最後に
ふるまう1.8トンものシュトレンを注文!
この巨大シュトレン専用の釜が造られ、8日間かけて焼かれ、これまた専用に造られ
た1.6mのナイフを使って民衆の前でさばかれたと伝わります。
スケール大き〜いですよね・・・
それにちなんでStollenfestでは中世の衣装に身を包んだ音楽隊が音楽を奏で、小山の
ようなシュトレン(過去最高は2000年の4.2トン!)を載せた山車を引いてドレ
スデンの旧市街を練り歩く…
そして1.2mのナイフで切り分ける…
事前にチケットを購入しておけば、巨大シュトレンの断片のお味見もできますから、
世界中から観光客が集まって大賑わい…
300年の時を経てのこの展開にはアウグスト強王もさぞご満足でしょう…
旧市街からエルベ川を渡ったところで、アウグスト強王の像を見ることができますょ
第2次世界大戦の戦火もなんのその! 瓦礫の中から無事生還されたといいますから
… 凄い! ピカ🌟ピカ✨