「百里を駆ける🏃♂️🏃♂️ 🏃♂️」となると、一里が
約4Kmですから、 400Kmを駆ける‼️
これマラソンのお話ではなくて、クローブの
香りのお話 … 「 強い香りは一瞬にして
百里:400Km先まで届く」といわれた
ことから、クローブは『丁子』や『丁香』に
加え、『百里香 ひゃくりこう』という呼び名も持っているんですょ。
その香りは甘いけれど、口に含むとしびれるような刺激があって、= バニラのように
無防備にその甘さに浸らせてくれるのとは違い、個性的!
その独特の香りと刺激をもたらす主な成分は『オイゲノール』というクローブに
た〜っぷり含まれる精油の主成分です。
この『オイゲノール』
適度に刺激のある甘い香りに加え、
殺菌、抗菌、抗ウイルス力
防腐作用、鎮痛作用、酸化防止作用
消化促進、健胃作用・・・と、どれも我々人間に
とって切実でありがたい効能を兼ね備えている
ものですから、クローブは太古の昔から重用さ
れ、高価な値で取引されて、冒険家達がその産地
を探して航海に出たのもうなずけるところです。
かのマリーアントワネット妃が愛用していたアイテムにもクローブがたくさん使われ
ていたんですょ。
次回からは古今東西のクローブエピソードをご披露して、その実力と人気のほどを
トクとお伝えする所存でおりま〜す🤗。