刈り込まれ、一面に広がるお茶畑
インドの最北東部アッサムの茶畑に朝日がさして
収穫を待つ新芽たちが輝いています✨。
明日20日の紅茶講座は、この地アッサムで、茶樹の
存在を知り、種をまき、苗木を育て… インドが世界
最大の紅茶の生産国になる礎を築いた チャールズ・ブルースのお話しから始まります。
ブルースさん … この方です。
彼は10代でスコットランドからインドへ渡り、アッサム
の奥地で住民に導かれて茶の樹に出会い、1825年その
栽培を試み始めました。
当時イギリスでは労働者階級にも紅茶を飲む習慣が定着
し、需要が膨らみ、中国から輸入する茶葉でだけは足りな
くなっていましたから、領地を広げるインドでも紅茶を生
産してみよう…と模索が始まっていましたが、そこは
イギリス人気質から(?)『元祖』にこだわり、「植樹す
るなら中国産:中国種の茶樹を…」との指向が圧倒的で、茶の種や苗を中国から取り寄せ、試行錯誤
をくリ返すも、ことごとく失敗に終わっておりました。
そんな中 C・Aブルースは1人アッサムで野生化していた茶樹:アッサム種の栽培育成に励み、
12年の歳月を経て、ついに本国イギリスでも評価を得るまでの紅茶を作りあげたのでした。
ケルト人の血を引くそのお顔は、同じケルト人で祖父母がアメリカに渡った故ケネディー大統領に
通じるように思いません ☺️ …?
お話しの舞台はアッサムに留まらず、ロンドンそしてスコットランドのパースにあるスクーン城まで
広がりますょ。 ポルトガルからお輿入れされた王妃さまも登場します👑 請うご期待!
アッサムの茶摘み風景 The Scone Castle
王妃 キャサリン オブ ブラガンザ The Stone of Scone