神さまを想う…


2日目も移動は路線バス利用

 

座席が高く、視界が開けているので

 

街並ウオッチングも快適です。

 

まず向かったのは『上賀茂神社』


一の鳥居をくぐると馬場が広がって、


その先には白馬の姿がありました…


神さまの乗り物〝馬〟を奉納している


のだそうで、人の姿をした神さまが


白馬にまたがり颯爽と駆ける姿を想い


描き…ふっとインドで人気の神さま:


ガネーシャを想いました。


象の顔をもって、ふくよかな身体つき


のガネーシャの乗り物は〝ねずみ〟


そのサイズ感からも 映像的なイメージからも日本人の私には神々しいというより


ユーモラスな感じ … 民族の文化発想の多様性を感じる神さまのお姿であります。


『盛り塩』の起源はこちらにあり!

 

細殿前の『立砂』は “一糸〟ならぬ


〝一砂乱れぬ〟円錐形

 

砂だけを固めて造られるそうですが


 … 神職さん達のお仕事も神業の域


ですね。


日本で最も古い神社はその建物の配置も独特で、


古代からの森に抱かれてその広い境内は清々しい空気に満ちていました。


ならの小川がゆったりと流れ、


神さまのお使い 八咫烏! ではない2本足の烏も我が物顔


 

 

こちらは古木と子孫が手を取り合って

 

天に向かって枝をいっぱいに伸ばしています



長い長い年月 生きてきた古木を前に

 

その生命力への畏敬の念と

 

ありがたい思いがいっぱいに満ちて

 

古代の人が抱いた思い

 

『八百万のものに神さまが宿る…』

 

私もその思いに気持を寄せて

 

拝礼