お茶と和菓子で和みの時に…

横浜技能文化会館にて『紅茶を愉しむ12ヶ月』開講…

 

雨降りの中  お1人のキャンセルもなく部屋が狭く感じる

 

ほどのの中、講話 …そして 参考画像の映写をご覧いただき

 

その後実習室に移動してスィーツを2種作り、

 

ご試飲も2種 ☕️ 🍵 …

 

2時間半に収めるには 少々無理がありそうなプランでしたが、スタッフYさんの絶妙巧み

 

な誘導に助けられ、無事楽しく美味しく講座を終えることができました。

 

発酵過程のない優しい風味のお茶『白茶』には和菓子がよく合います。

 

6月ということもあり、京和菓子の『水無月』作りに挑戦いたしました。

 

「甘みもほんのり… 上品で美味し〜い。」

 

「案外簡単に出来るのですね。」とご好評をいただきましたょ。

 

以下ご紹介しますので、季節を感じる和菓子作りに 挑戦してみませんか?

 

 

『水無月』 

室町時代の宮中では氷の節句の行事として6月1日(旧歴)の頃 

氷室(ひむろ/京都府衣笠山)から氷を取り寄せて暑気払いをしていました。

この氷に似せて作られたお菓子が水無月です。

三角形にカットされているのは氷のかけらを表現し、上に乗せる小豆には悪魔払い

の意味合いがあるとされ、いつしか夏から残り半年の無病息災を祈願する京都の行事「夏越祓(なごしのはらえ)」に因んで6月晦日に食べられるようになりました。 

夏の暑さを乗り切り、自身の厄除けも兼ねた縁起の良いお菓子です。

 

              水無月』レシピ

《材料》 約13cm×15cm×5cmの流し缶1缶分

本葛粉      30g

白玉粉      20g

薄力粉      70g

グラニュー糖   80g

小豆の蜜漬け   150g  …  富沢商店の「しっとり甘納豆(大納言)」を使用

水        1cup(200ml)

 

《作り方》

① ボウルに本葛粉と白玉粉を入れ、水を1/4程度加えてよく溶かしてから、薄力粉と

 グラニュー糖を入れ、残りの水を少量ずつ加えて泡立てないようによく混ぜる。

② ダマが無くなり、なめらかになったら、裏ごし器を通して濾す。

③ ②の生地のうち80mlを取り分けて残す。  

 流し缶の中側をさっとぬらしてから、残りの生地を流仕入れる。

④ 蒸気のあがった蒸し器に③を入れて、強火で透明感が出るまで20分ほど蒸す。

⑤ 一旦取り出し、生地の表面に水蒸気がついていたらクッキングペーパーをおいて、

 水分を吸わせてとる。

⑥ 上にかのこ(小豆の蜜漬け)をちらす。…手のひらで表面をならします。

⑦ 残しておいた生地を全体に流し入れ、再度10分間強火で蒸し、透明感が出たら

  蒸しあがりです。

 

冷めたら型から出して、三角形に切り分けます。冷蔵庫で30分ほどが目安 

 冷やしすぎると固くなりますのでご注意を…